誰が事前に予想しただろう、笑顔の王女が彼の地英国で誕生した瞬間であった!
国内2勝の実績を引っ提げて臨んだメジャーの舞台で、主役は力強く輝いていた。
渋野日向子 選手(20) |
全英AIG女子オープン:ウォーバーンGC(イングランド)2019.8.1~8.4
SCORE:-18 初日:66 2日目:69 3日目:67 最終日:68 TOTAL:270
【最終日プレーデータ】
■フェアウェイキープ 10/14 ■パット数30
■ドライビングディスタンス264yd. ■パーオン 14/18 |
◇『なんで優勝したんだろう?』
日本だけでなく、そのユニークなキャラクターで世界を賑わせ、虜にしたチャンピオン。
気持ちに対して嘘偽りのない、その真っ直ぐな発言を体現したかのような、気持ちよく振り抜けているスイングと気持ちの込められた強いパットが、勝利を手繰り寄せたように見えた。
◇『今日食べたものが全部出そうです(笑)』
上は3日目終了時のコメント。やはり、このメジャーという大舞台で初日から終始上位をキープしていた弱冠の彼女の心中は、乱れ、押しつぶされそうになっていた瞬間もあるはずである。
そうした中でのあのスマイルも、元々攻撃的なゴルフをする彼女自身の心を真っ直ぐにさせ、よりスイングを力強く振り抜いたものにする効果があったように思えて仕方がない。あの最後の最後の強いパットもそうであろう。最終的に2位L・サラス選手とは1打差である。
あの笑顔は、これからのゴルファー達が大いに活躍するために必須なファクターであるようにまで思えた程、輝いていた。(ラウンド中の少年へのグローブプレゼントも)
その内なるものが、全英Vに繋がる巻き返しを生ませたのだと思わされる程の輝きであった。
◆本当に本当に、42年ぶりの快挙、おめでとうございます!
日本のゴルフにとって、これ程嬉しい、大きな日はなかなかありません!
渋野選手、おめでとうございます。そしてこの爽快さ、本当にありがとうございます!
◇しかし、まだ笑顔の王女であり、女王と言われる年齢でもない。
大偉業を達成し、ますます日本でのゴルフも注目が強くなるだろうこれからが、本当のゴルファーとしての戦いとも言えるのかもしれない…が、彼女のあのスマイルがあれば、その道はきっと明るいだろう。
日本のライバル女子選手への発奮という影響だけではなく、世界中にもその笑顔で良い影響を与えたのは間違いないと確信する。
◆スマイルプリンセスの今後の更なる活躍を願ってGOLFUNSももちろん、応援させていただきます!